家庭のバランスシートを作成する際に、家族にバランスシートのことをわかりやすく説明しようとしたら、こんな風になりました。
バランスシート(貸借対照表)とは、その組織(最も典型的には会社)が「何を管理しているか?」を左側に書き、「それは誰のものか?」を右側に書いたもの。
人間社会では、一般に全てのものは必ず誰かのもので、誰のものでもないということはない。よって左右の合計は常に一致(バランス)する。それでバランスシートと呼ばれる。
「それは誰のものか?」は言い換えれば「組織へ資金を貸しているのは誰か?」である。なので右側を「貸方」と呼ぶ。左側はその反対なので伝統的に「借方」と呼ぶ。
負債の部と純資産の部は、他人が貸しているか自分が貸しているかだけの違いである。たとえ個人で借金がなくても、自分一人の組織で唯一の貸し手が自分自身であると一般化できる。
おおむね上に流動的・短期的なもの、下に固定的・長期的なものの順に書くことになっている。
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