時間の希少性は増すばかり

 このグレアムのエッセイは永久保存版レベルの素晴らしいもので、自分も以前から意識しているが、最近(?)さらに応用があると思うようになってきた。

 昔と比べて世界が物質的に豊かになり、「もの」が溢れるようになったことで「こと」消費が相対的に有利になった。それと同じように「こと」もどんどん豊かになり、相対的に時間の希少性が増しつつあるのだ。

 たとえば、買ったゲームを途中までしかやらないとか、ノベルゲーを全編スキップでやるとか、映画を全編早送りだけで見るとか、従来貧乏性ゆえできなかった・してこなかったことは、むしろ(時間)貧乏性ならばこそ積極的にやるべきなのだ。

 これを意識するようになってからわずかながらQOLが上がった実感がある。

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