というほど大げさなものではないし、今回初めて考えたものではないが、税金関係の本を読んだ直後なので、記憶が整理されているうちに一旦まとめておく。ちょうど年末でもあるし。
私の場合、給与収入のみ考えた場合の所得税は、23%ゾーンであり、すでに投資の利益の源泉分離課税20.315%より高い。よって、常に総合課税より分離課税の方が得である。
そして、確定申告の手間を考えないとしても、申告分離課税より源泉分離課税の方が得である。
大きな利益を申告すると、住民税が会社に知られるとか余計な要素が増えたり、子ども手当の所得制限に引っかかったりするというマイナスがあるのに対して、利益はおそらくふるさと納税の限度額が上がるのみである。
複数の口座で利益と損失が混ざる場合も、3年間の損失繰越も考慮して、損失と打ち消されない利益は、申告でなく源泉分離課税で終わるようにすべきである。
ETF・REIT等は株式と損益通算できるが、先物・オプション・FXはできない。当面投資のメインは株式であるので、たとえばヘッジとして利用したい場合も、先物売りよりはインバースのETFの方がよい。
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