血のバレンタインから一ヶ月

 血のバレンタインから約一ヶ月経って、今の資産が当たり前に思えるようになってきた。

 ここでの「当たり前」というのは「失敗していない」という意味ではない。「損した金」とか「あったはずの金」とか感じなくなったという意味。ちょうどこの時の逆の感覚。

 一方で投資意欲・学習意欲は全然落ちていないので、ぱりてきさすbotで言うところの便所マット基準は満たしているようだ。

 現在人生トータルで考えて一番まずいことは、損失自体よりも、それによって投資を止めてしまうことなので、これは幸いだ。

 2121 ミクシィの大勝の後で、次の下げ相場で利益をふいにすることで、メンタル的に再起不能になることを危惧していた。

 まだ本格的な下げ相場が来ていないのに大きな損失を出してしまったのは不覚だが、心が折れて投資を止めてしまうという、この最悪ケースは、おそらく免れた。

 次にまずいのは、短期で「取り返そう」と焦って調子を崩し、たとえばここから本格的な下げ相場が来たりしたとき対応を誤ることだ。これもおそらくクリアできる。

 まだこの時から見ても1500万円ぐらい上の位置にいるのだ。(ちなみにほぼ6200 インソースによる利益に相当。)この先の投資人生も最低でも20年以上ある。焦ることはない。

 3番目ぐらいにまずいのは、4235 UfHDに関する長期見通しが当たっている場合、この損失の記憶のせいでそれを享受し損ねる、もしくは十分に享受できないことだ。理性的な反省は十分にする一方、メンタルには無かったこととしてゼロベースで評価しなければならない。

 去年のUfHDの含み益が「含み益は幻」の格言(?)通り幻に帰しただけだ。株口座のお金をお金と考えない投資家的二重思考の適用を厳格にすべきだ。

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