エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』★★★

 はっきり言ってしょうもない。 SFとしてもミステリーとしても、ここがすごく新しいとか、ここがとても素晴らしいとかいうところは別にひとつもない。

 しかし、にも関わらず、娯楽小説としてなかなかトータルバランスが良いというか、技量の高さを認めざるを得ないところがある。ちょっと珍しい感想だ。

 ネットフリックスで連続ドラマ化でもすればちょうどいいんじゃないだろうか?

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