書評

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渡部清二『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』★★★★

タイトルも装丁も平凡で、何で知ったかも忘れるほど全く期待していなかったが、意外にもかなり良かった。 「四季報の読み方」的な切り口の本では、すぐ思い出せる限り過去最高では? と思えるほど。著者の他の本も当たってみたい。 「中興の祖」経営者の例...
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ゲアリー・スミス『データは騙る: 改竄・捏造・不正を見抜く統計学』★★★★★

どちらかというと軽めの啓蒙書で、自分にとってまったく新しい話はなかったものの、かなりのおすすめ。 疫学の始まりと言われるジョン・スノウ(ゲーム・オブ・スローンズにあらず)のコレラ研究の話から、ロゴフ=ラインハート論文の間違いの話まで、大昔か...
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『1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本』★★

山本潤著、皆木和義著。 タイトルの猛烈な胡散臭さ以外には、具体的に「ここがこうだからダメ」というところがあるわけではないのだが、いまいちどこら辺に価値があるのかわからなかった。 特に後半はありきたりなビジネス書まとめ風でいまいち。共著なのが...
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カーティス・フェイス『伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律』★

正直つまらない。肝心の手法の話(それも基本的な部分以外は現代で直接役に立つとは思わないが)は前著の方で出尽くしていて、こっちは心理面の話ばかり。そしてそれなら『ゾーン』などの定番の本の方が上。
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マイケル・コベル『ザ・タートル 投資家たちの士官学校』★★★

以前ussi(@tauren_jp)さんのツイキャスでタートルの本について話題に出たときに、まだ読んでないものがあるのに気づいて借りたもの。 手法(今で言うトレンドフォローのシステムトレード)についてはわずかしか書かれておらず、代わりに部外...
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細谷功『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』★★

『具体と抽象』は、頭の良さそうな人がオススメしてるので、読むと何だか自分も頭が良くなった気がするし、読んでる自分カッコいいって感じになれます もぐり (@mogukabu) 2019年2月6日 このツイートとタイトルだけ見て、具体化とは「X...
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戸田覚『新・あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』★★

普段見ないタイプの本だったから、キャンペーンでキンリミに入ってたときに。何かためになったかというと微妙。もちろん実際に企画書を書こうとしている人なら違う感想になるかも。
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村上世彰『いま君に伝えたいお金の話』★★★

今の自分が読んでも微妙だけど、基本的にいい内容であるとは思う。子供向けなら漢字にふりがなが欲しかった。