書評

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ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール『ウォール街の物理学者』★★★

いわゆるクォンツについての本。科学者の列伝風に進みます。このテーマの科学啓蒙書としてかなりよくできていると思います。  くだらない数学悪玉の陰謀論や、無内容なブラック・スワン言説への批判も個人的にポイント高いです。  投資の役には立ちません...
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『証券論』★★

釜江広志著、大塚晴之著、鈴木喜久著、北岡孝義著。  何で知ったかは忘れた。教科書的、というか、ほぼ教科書。変わっている部分は、9章のExcelの部分がやや具体的で珍しいかもと思ったぐらいか。  初心者向けかというとそうでもないし、中級者以上...
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米山秀隆『図解よくわかる住宅市場』★

自分の見込み違いでした。住宅を検討する個人向けの本ではなく、本当に住宅市場に関わるプロ向けの本でした。不動産投資家ならともかく、当面自分には関係なさそうです。
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竹下さくら『「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本』★★★

今すぐ家を買うかどうかはわかりませんが、先回りで勉強しています。  著者はファイナンシャルプランナーのようで、住宅ローンの話が過半を占めます。タイトルは『「このぐらいの住宅ローンなら返せるかな」と思った時にまず読む本』ぐらいの方が適切なよう...
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新井邦宏『投資の王道』★

過去書評。典型的なテクニカル本。他の人がどう思うかは知らんが、私にとっては無価値。  用語の意味ぐらいわかるようになるために一生に一度ぐらい目を通してもいいのでは。
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立花義正『あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録』★★

過去書評。この人自体はもしかしたらすごいのかもしれんが、さすがに時代が古過ぎてあまり参考にならない。
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ハーシュ・シェフリン『行動ファイナンスと投資の心理学―ケースで考える欲望と恐怖の市場行動への影響』★★

過去書評です。悪い内容ではないのですが、行動ファイナンスについては、もっとわかりやすくていい内容の本が沢山出ているので、現在わざわざおすすめはしません。
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向谷匡史『人はカネで9割動く: 成功者だけが知っている「生き金」のつかい方』★★★

なぜか思い出したので過去書評。ありがちなつまらない本にしか見えないが、ブームに便乗したタイトルが悪い。  内容を正しく表現した本当のタイトルは『ヤ○ザが教える「生き金」のつかい方』になるだろう。内容はなかなかユニーク。  私が独自にポイント...