現代では共産主義と独裁が結びついていることはほぼ常識であるが、これは歴史的経緯でたまたまそうであるわけではない。
経済的結果平等には、上のポール・グレアムの記事の冒頭のような意味で、金持ちから奪って貧乏人に与えなくてはならない。
金持ちから奪って貧乏人に与えるには、政府は誰でも暴力で殺せなければならない。でなければ、大抵の人にとって命の次に大切な金を、金の力で勝る金持ちから奪える理由があるだろうか?
そして、誰でも暴力で殺せる政府には(少なくとも民主主義国・資本主義国の意味で)まともに振る舞うインセンティブなどないのだ。
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