★★

書評

マイケル・W・コベル『伝説のトレーダー集団 タートルズの全貌』★★

正直イマイチ。前著に付け加えるものが何かあるのかよくわからない。著者やこの集団そのものに本当に興味がある人には違うかもしれないが。
書評

古舘恒介『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』★★

エネルギーとその歴史に関しては十分良い啓蒙書と言えそう。ただし、それ以外の面、文明論とか精神論とかの部分はどれもやや胡乱というか、トンデモに半歩踏み込んでるように見える部分が多い。そこにだけ予め注意しておけば、全体としてはおすすめできる。
書評

田渕直也『ランダムウォークを超えて勝つための 株式投資の思考法と戦略』★★

あからさまにここがこうだからダメというところがあるわけではないが、エリオット波動を紹介していたり(さすがに全肯定ではないが)するところとか、あまり積極的におすすめはできない感じ。
書評

マイケル・W・コベル『規律とトレンドフォロー売買法』★★

こちらも作者の他の本と同様、冗長でいまいち。
書評

マイケル・W・コベル『桁外れの利益をたたき出すトレーディング トレンドフォロー59の啓示』★★

よくあるトレード本トレーダー本の中でも、著者の本の中でも、特にアネクドータルな印象で、いまいち。
書評

ベンジャミン・ハーディ『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』★★

「環境が大事」というただ一言をひたすら引き延ばした感じの自己啓発本。 悪い内容ではないものの、自己啓発本・ライフハック本にある程度相場観ができている人間には不要かもしれない。そうでないなら、それなりにまとまりは良くて有用かもしれない。
書評

橘玲『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法』★★

タイトルよりはあまりお金お金してなくて、『子供向けの初級経済学/行動経済学/進化心理学』的な内容。中学生になったら読ませてもいいかも。
書評

リンダ・グラットン『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図2025』★★

十年前の本。名前だけ知っていてなぜか読んでいなかった。タイトルに入っている2025年も2年後となった今更読んで、案の定「今更かなあ」という印象になった。 しかし、実際自分も完全リモートワークという十年前には想像できなかった働き方になっている...