ひでえ内容だろうなと思いつつ確認はしておかなければと思って読んで、やっぱりその通りだった。正直あまり人には奨めたくないというか、むしろ「読むな」と言いたい。
この人は典型的なコントラリアンで、一般的に受け入れられているものが気に入らないというか、むしろもう憎くて仕方がない。
だからとにかく何でもその逆を言い、「止まった時計も一日に二度正しい時間を指す」的に、たまには結構良いことも言う。
家族と国柄に関する議論にだけ唯一捨てきれないものを感じていたが、『WEIRD』の議論によって、もはや完全に不要になったと感じている。
この本で同意できるのは、いわゆるポリコレ・ウォークの暴走は酷くて西側自身にもマイナスに働いている、というところまでだ。それは今日の時点では既に当たり前だと思う。
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