★★★

書評

藤田晋『渋谷ではたらく社長の告白』★★★

ご存じ4751 サイバーエージェントの藤田晋社長。本の存在は知っていたが、なぜか読んだことがなかった。 2005年の本ではあるものの、今でも面白い。扱われる期間は、相場的に言えば、ITバブルとその崩壊。ライブドアショックの前まで。
書評

田中靖浩『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語』★★★

ちょっとエンターテイメントに寄せすぎじゃね? とは思うけど、このテーマで面白さと有益さを完全に兼ね備えたものは思い出せないし、まあ悪くはないと思う。
書評

田中道昭『アマゾン銀行が誕生する日 2025年の次世代金融シナリオ』★★★

タイトルは内容とややズレがある。アマゾン中心ではない。「いわゆるフィンテックの現状まとめ」としてざっと読むなら割といいかも。
書評

ダグラス・マレー『西洋の自死: 移民・アイデンティティ・イスラム』★★★

あまり期待していなかったが思ったより面白かった。意見として賛成できることばかりではないが、ヨーロッパの右派の主張は日本からはどちらかというと見えにくいので特に。 個人的にはこれも「近過去から現在までのトレンドをそのまま未来に外挿してしまう」...
書評

藤田知也『やってはいけない不動産投資』★★★

株クラTLでスルガ銀行・かぼちゃの馬車等々の話題を見ていれば、すでに大体既知の話ではあるが、それらの問題のまとめとして良い新書。
書評

渡部清二『日経新聞マジ読み投資術』★★★

「日経新聞の読み方」という切り口の本は、これまで他に全然いいものがなかったので、これは今までで一番良い方だと思う。まあ最近あんまり日経新聞読んでない自分が言うのもアレだが……。
書評

ローレンス・レビー『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』★★★

ピクサーにもスティーブ・ジョブズにも特に思い入れがない自分でも一気に読めたので、かなり面白いと思う。投資の役に立つかどうかは微妙。
書評

ティム・ハーフォード『50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ』★★★

50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ 最近読んで一番面白かった本。何度も読み返したい。大学生くらいで読んでたら世の中の見方がもっと変わっていたかもしれない。— ROKKAKU (@rockon_cpa) 2018年11月18日 RO...