ギャンブル

書評

『ザ メンタル ゲーム 2 最良の状態ゾーンを意のままに操る』★★

ジャレッド・テンドラー著、バリー・カーター著。  良い内容ではあると思うが、よくある「ゾーン」本・ギャンブル本と比べて特に秀でた部分はないような気がして、前著よりは評価は落ちる。
書評

『ザ メンタル ゲーム ──ポーカーで必要なアクション、思考、感情を認識するためのスキル』★★★

ジャレッド・テンドラー著、バリー・カーター著。  なかなか良い。『賭けの考え方 勝ち組ポーカープレイヤーの思考習慣』と同様、ポーカーの話なのだが、まったくそのまま投資にも当てはまる。  下の記述は、以前の自分のツイートを連想した。 負けても...
書評

アダム・クチャルスキー『完全無欠の賭け 〜科学がギャンブルを征服する』★★★

自分にとって特別目新しい話はなかったが、この系統の最新アップデートとしては相応しい本。
投資哲学

ギャンブル大嫌い

当然なのかも知れないが、投資家にはギャンブル好きな人が多い。日常の言動や投資手法からはギャンブル好きには見えない人からも、今でも競馬・競輪に行っているとか、昔パチプロだったとかいう話が出て驚くことがある。  私は逆で、日常的にも非日常的にも...
投資哲学

投資への前適応になるのは貧困・ギャンブル・ゲームあたりか?

進化に関して前適応という概念がある。 ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』78 あなたの投資から最大限の果実を得るために  種銭がなく、当然投資でまともに儲けたこともない一番最初に、勤倹貯蓄や勉強をするモチベーションをどこから...
書評

司馬遼太郎『関ヶ原』★★★★★

司馬遼太郎は結構読んでいるはずだが、この『関ヶ原』と『項羽と劉邦』が好き。この話では「悪役」の家康が好き。印象に残っているところを3箇所抜粋。  島左近と石田三成の会話。投資では「徳」なんて言葉あまり聞かんけど。 「古来、英雄とは、智弁勇の...
書評

卍『馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」』★★★

馬券裁判については、これまで報道で知っていたのとそんなに違いがなかった。  4-5章は他の投資にも応用できそうな話が多く面白い。特にシステムトレードをやっている方は一読の価値はあるかと。
書評

木原直哉『運と実力の間(あわい)―不完全情報ゲーム(人生・ビジネス・投資)の制し方―』★★★

こちらもギャンブル繋がりであまり期待せずに借りた。個別に見れば特別目新しい知見はなかったものの、全体として思いの外良かった。ポーカー本には投資の役にも立ちそうな本が多いな。  目次ページの15章までのタイトルとその小見出しが、要約的な内容に...