木原直哉『運と実力の間(あわい)―不完全情報ゲーム(人生・ビジネス・投資)の制し方―』★★★

運と実力の間(あわい)―不完全情報ゲーム(人生・ビジネス・投資)の制し方―

 こちらもギャンブル繋がりであまり期待せずに借りた。個別に見れば特別目新しい知見はなかったものの、全体として思いの外良かった。ポーカー本には投資の役にも立ちそうな本が多いな。

 目次ページの15章までのタイトルとその小見出しが、要約的な内容になっていたので、備忘用として投資の役に立ちそうな部分だけ抜粋。括弧内は目次にない補足。

1.みずから競争に参加する

  • 効果的なトレーニングに必要なこと(は「少しだけ高い目標を設定し、挑戦の結果が短期間にフィードバックされること」)
  • 価値があるのは競争相手がいる環境

2.強くなれる場に飛び込む

  • 強者と同じ空気を吸う

3.スタートの環境は厳選する

  • 「とりあえず練習」では強くなれない
  • 「周りが強いから楽しい」と思えれば上達は早い

4.成長に繋がるのは真剣な時間だけ

  • 真剣に語りあえる場と仲間

5.短期間で可能な限りの経験値を詰む

  • 若い人は強い
  • オンラインはライブの20倍以上の経験値が積める
  • 頭脳ゲームを席巻するネット出身者

6.点検して試行錯誤する

  • 記録を自動的に残す
  • 「仮説―実践―検証」のセット
  • (ネットの)高速道路と(その先の)けものみち

7.高い集中力を身に付ける

  • 集中のスイッチを入れる方法(は習慣化)
  • 「頑張る」とは能力をフル回転させること

8.強者を観察して真似る

  • 多くのプロは「弱い人がいるか」で動く
  • とことん観察して真似てみた
  • 相手によってプレーを変えろ

9.変化こそ人間の能力だ

  • 「見えないもの」に対応する
  • 相手によって最善手を変化させる

10.情報からノイズを排除する

  • もっとも価値の高い情報とは(相手の手の内)
  • ノイズは情報から分離する
  • コストのかかっていない情報は信用しない
  • 自分のハンドを見なくてもプレーできる(相手次第では)
  • どんな手にベットの価値があるか(も相手によって変わる)

11.勝ってるときこそやり方を変える

  • いい手が来ても勝てない時(はあるが)
  • 負けている時にやり方を変えるな(負ける理由がわからなくなる)

12.不完全情報ゲームに「神」はいない

13.淡々と「期待値」で動く

  • 「配当」×「確率」

14.運がきた時に勝ち切るために

  • 運が半分。でも実力も半分なので努力は必要

15.感情にからられば負ける

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