ピーター・リンチ

書評

ジョエル・ティリングハスト『ティリングハストの株式投資の原則 ——小さなことが大きな利益を生み出す』★★★★★

「ピーター・リンチの直弟子」みたいな言い方をされている人だから、ピーター・リンチ本と似たような感じを予想して読んだら、全然イメージと違った。  内容は多岐に渡るので、簡単に表現するのは難しいが、どこも良い。何度も読み返すことになるだろう。
書評

チャーリー・ティエン『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』★★★

バフェット、グレアム、リンチらの本のまとめみたいな感じ。すでにそれらを読んだことがあれば、特別これという話はないだろうが、読んだことがないなら、まとめとして優秀である。
書評

ピーター・リンチ『ピーター・リンチの株の法則—90秒で説明できない会社には手を出すな』★★★★

過去書評。前著の 『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』  ほどではないが、これもいい。  内容には関係ないが、旧版『ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学』と微妙に邦題が変わってい...
書評

『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』★★★★★

ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。過去書評。これまたバイブル級の本。  やや古いし、例は当然過去のアメリカの話ばかりになるが、現代日本でも十分有益であると思う。  本人がプロの機関投資家であるのに、個人はプロの機関投資家がやりた...
個別銘柄

インソースと「ピーターリンチの完璧な株」

6200 インソースを、かの有名な「ピーター・リンチの完璧な株」の条件で判定してみる。  ポジトといえばそれまでかもしれんが、これだけきっちり当てはまるのは生まれて初めてなんだよなあ。かつての3085 アークランドサービスすらここまでではな...
書評

『ピーター・リンチの株の教科書―儲けるために学ぶべきこと』★★★★

ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。  過去書評。原題は”LEARN to EARN: A Beginner’s Guide to the Basics of Investing and Business”で、直訳だと『稼ぐために...
書評

戸崎裕隆『投資家心理を知って裏を行く バリュー投資再入門』★★★★

いとう (Ito1973)氏のツイートで知りました。素晴らしく面白かったです。  バリュー投資本としての内容は、そこまで特別なものではありません。「はじめに」のところにピーター・リンチの『株で勝つ』を読んで人生が変わったと書かれているように...
投資哲学

個人が市場より先が見えることは実際にある

ミクシィ投資で得た教訓その1です。個人がプロの機関投資家より先を行くことが可能であるということは、ピーター・リンチの本などによって、知識としてはよく知られています。  腑に落ちたのも、今回が初めてではなく、生涯貢献度2位銘柄の3085 アー...