一言で言えば、ITの超プロフェッショナルがその得意分野でピーター・リンチ的な長期投資を実践した話。
帯の煽り文句や保有銘柄リストが特典など、若干売り方が胡散臭いが、内容は極めて真っ当な長期投資である。『ピーター・リンチの株で勝つ』の現代版的位置づけで、強くおすすめ。
「メタトレンド」という単語自体は、おそらくタイトルに何か目新しい単語が欲しかったというだけで、あまり意味はない。単に「長期トレンド」もしくは「長期の大トレンド」と読み替えてしまってよいだろう。
ダウンロード特典の保有銘柄20のリストは、単に時価総額の大きな米国ハイテク株リストに近いものになってしまっていて(もちろんそれは著者がこれまで大成功してきたという証ではあるのだが)今それを見ることで投資成績に資するという意味では全く価値がないと思う。
コメント