リスク

書評

ダン・ガードナー『リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理』★★★★★

投資には関係ないので紹介していなかったが、新型コロナウィルスの件で思いだした。 人間のリスク見積もりが、あくまで進化環境に合わせたヒューリスティックで近代文明に適応していないこと、それにマーケター・デマゴーグ・アジテーターがつけ込むことにつ...
投資哲学

タネ銭は資産じゃない話とリスク選好の性差

思うんだよねー。タネ銭は資産だけど資産じゃないんよ。ナンタラショックで1日で泡になるやん。そんな資産は他にないんよ。女子はそこを冷静にみてるんじゃないかな。今離婚したら利益確定。そして不動産とか実ビジネスとかでインカムあると安心するんじゃな...
投資哲学

パフォラン1位は必ずしも良いことではない

個人投資家パフォーマンスランキングのようなものでトップになってしまうのは、必ずしも良いことではない。 投資は実力と運の双方に左右され、運の要素がかなり大きい。一定規模以上の集団で見た場合、時々の短期的なトップは、ほぼ必ず運(≒投機)側に全振...
投資哲学

2 / 1/2 = 4

血のバレンタインから一ヶ月 で「メンタルには無かったこととしてゼロベースで評価しなければならない。」と言ったばかりでアレなのだが、 血のバレンタインを上乗せして食らうんじゃなくて、回避したところで拾って追加できてれば、今頃UfHDだけでン億...
書評

ピーター・L・バーンスタイン『リスク―神々への反逆』★★

過去書評。統計・リスクマネジメントに関する歴史がメインの啓蒙書。実用的ではない。悪くない内容のはずなのに非常に退屈。
書評

ハワード・マークス『投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識』★★★★★

過去書評。オーディオブック版で言及済みだが、これは本当に素晴らしい。「投資哲学」という単語が一番よく似合う。 基本的に逆張り長期バリュー投資だが、二次思考・リスクの認識・心理あたりの話は、それ以外のスタイルでも有効と思う。
投資を生き抜くための戦い

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』7 投資家のための堅実会計

7 投資家のための堅実会計 私の意見では、唯一の堅実な方法とは、定期的に「マーケット」でのアカウントの価値(最後の評価以降に受け取った利札、配当金、税準備金も自動的に含まれる)を測り、四半期ごとにアカウントの自己資金(エクイティ)の1.5%...
投資哲学

長期投資は手段であって目的ではない

ミクシィ投資から得た教訓その4です。5月後半から7月にかけて2121 ミクシィの株価がガンガン上がっていたころ「俺は長期投資家だからリスクの高いミクシィなんか買わない」という趣旨の発言を何度か目にしました。 これを単なる負け惜しみとかメシマ...