パフォラン1位は必ずしも良いことではない

 個人投資家パフォーマンスランキングのようなものでトップになってしまうのは、必ずしも良いことではない。

 投資は実力と運の双方に左右され、運の要素がかなり大きい。一定規模以上の集団で見た場合、時々の短期的なトップは、ほぼ必ず運(≒投機)側に全振りした者(の幸運だった半分)によって占められると予想される。

 当然不運な側の半分はビリにいる事になるが、生存バイアス・観測バイアスで見えないことが多い。

 儲かるのがいけないと言っているのではない。ランキングでトップクラスになるほど極端に儲かったときは、単なる幸運でなかったか? 単なるリスクの取り過ぎではないか? ということを、普段以上に警戒しなければならないということだ。

 ……というような話をいつか書こうと思って取っておいたのだが、去年のパフォランでトップだったnextir35(@nextir35)氏が、サンバイオ2階建てで資産壊滅・パフォーマンス公開停止という劇的な実例を見てしまったので、予定変更して急遽投稿。

 今だと後出しっぽくなってしまってアレなのだが、実例があると圧倒的に記憶に残りやすいだろうしスルーするわけにもいかない。どうせなら自分がパフォラン1位取ったときにでも書きたかっただけの人生だった……。

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