書評

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チャールズ・ウィーラン『経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い』★★★★★

啓蒙書。イメージとしては『まっとうな経済学』に近い。 元は2002年の本らしいが、古いことによる問題は特にない。訳者の山形浩生も言ってるが、かえって奇をてらってなくて良い。 著者の他の本も読んでみたくなった。
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『億超えトレーダーが絶対に教えたくない アベノミクス株投資の法則』★★★

過去書評。アベノミクス初期、2013/5/23ショックよりも前のムック。タイトルと外見は軽薄だが、中身は結構充実していた憶えがある。 個人的には、かぶ1000さんの記事を見て、今に続くエクセルを使った自分専用システムを作り始めたので印象深い...
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キャス・R・サンスティーン『スターウォーズによると世界は』★★

キャス・サンスティーンの、普段からは信じられないようなフリーダムなお遊び。 どちらかというと経済よりスターウォーズの方がメイン。スターウォーズシリーズが好きか、そんなに好きでなくとも、少なくともシリーズ通して一度は観ているぐらいでないと薦め...
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キャス・サンスティーン『命の価値: 規制国家に人間味を』★★

内容的には『シンプルな政府』とほぼ同じだが、プロ向けというか実務家向けというか、そちらと比べると一般向けではない。 まず『シンプルな政府』を読んでどうしてもこちらも読みたいという人にだけおすすめ。
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足立武志『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』★★★

過去書評。『○○の教科』というタイトルの本が、そのタイトルに相応しいことはあまりないが、珍しく普通に教科書で良書。
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ポール・ポースト『戦争の経済学』★★★★

"Economics of War" Review"よい戦争"とは何か「戦争の経済学」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 過去書評。投資の役には直接立たないかも知れないけど、ユニークかつ面白い。
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松井忠三『無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい』★★★

過去書評。確かカンブリア宮殿経由。膨大なマニュアルが印象的。 うちは妻が無印良品をやたらひいきにしていて、なんでも妥当と思える価格の3-5倍ぐらいで売っているのにちゃんと儲かっているという、そのブランド力には常々脱帽していた。 7453 良...
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『セイヴィング キャピタリズム』★★★

ラグラム・ラジャン著、ルイジ・ジンガレス著。過去書評。金融の重要性についての本。改めてどうこういう話はないが、いい。 それにしても、もうちょっとましな邦題はなかったのか。原題"Saving Capitalism from the Capit...