書評

ダイヤモンド・ザイ編集部『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版』★★★★★

『うっしの株談義 ゲストSTFさん』で話題になった(正確には2009年版の方がだが)ので図書館で借りてみた。 確かに、右も左も分からないという意味での初心者向け本としては、オールタイムベスト級に良い。雑誌の企画の割は宣伝臭さもほとんどないし...
投資哲学

いわゆるバリューグロース論争の私の理解まとめ

すでにちょっと古い話になるかもしれないが、かぶ1000さん、べるさん、テスタさんの放送やその周辺で何度か繰り返されたバリューグロース論争についての私なりのまとめ。 あくまで私の理解では、という前提でだが、現在の株クラで「バリュー」と「グロー...
書評

ヤニス・バルファキス『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』★★

テーマが広すぎて薄い印象があるものの、啓蒙書としては特に悪くないと思う。 ただ原題『娘に語る経済の話』は内容を適切に表していないように思われるし、邦題はさらに輪をかけて誇大かつ意味不明。
政治経済・金融一般

金持ちの「独占」イメージの問題

世界の超富裕層26人、世界人口の半分の総資産と同額の富を独占 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News 短くて一般に通用する名前が思いつかないのだが、上の記事のように、金持ちが何か排他的なリソースを独占しているかのようなイメージで語られ...
個人投資家

『うっしの株談義 ゲストダルさん』

うっしの株談義 ゲストダルさん - ussi (@tauren_jp) - ツイキャス これまでの回と比べて株自体の話は少なかったが、お二人とも自分と極めて思考回路が近いと思われ、会話に混ざりたいという欲求を持て余した。 話の内容自体は多岐...
書評

ティム・ハーフォード『50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ』★★★

50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ 最近読んで一番面白かった本。何度も読み返したい。大学生くらいで読んでたら世の中の見方がもっと変わっていたかもしれない。— ROKKAKU (@rockon_cpa) 2018年11月18日 RO...
書評

米山伸郎『知立国家 イスラエル』★★

この本自体が特に優れているというわけではないけど、政治が優れていたら日本が取れていたかもしれないポジション、あるいは遅まきながら目指せるかもしれないポジション、という意味で、考えさせられるものがある。
パフォーマンス

2019年6月成績+5.5%(年初来+19.0%)

2019年6月成績と総評総資産前月比年初来121,208,086円+5.5%+19.0% 何かが終わったような気がする。6月ハイライト冬眠訓練 消費税延期と解散ダブル選挙がなかったことで、本当に何かが、というか広義のアベノミクス相場が、終わ...