勤倹貯蓄×期待値×熱意×リスク管理

 kenmo氏の動画を見て

  • 株のパフォーマンスを決める4つの要素:値幅×確率×ロット×試行回数

 の部分が素晴らしいと思ったので、それを別側面から補足しようと思う。

 このうち「値幅×確率」は、一般に(その投資アイデアあるいはそのポジションの)「期待値」と呼ばれるものに等しい。

 次に「ロット」であるが、破産確率を考慮した資金管理・リスク管理をちゃんとする前提であれば、増やしたいからといって勝手に増やせるものではない。

 取れるリスクを増やすには、基本的に元手を増やすか、投資以外の収入を増やす以外にはない。要は働いて節約して種銭を貯めることだ。

 最後に「試行回数」であるが、投資に値する案件・アイデアも、やはり欲しいからといって勝手に降ってくるものではない。

 試行回数を増やす方法は、単位時間あたりの試行回数を増やす、つまり「熱心に取り組む」か、時間軸自体を伸ばす、すなわち「投資を早く始める」および「相場に長く居続ける(≒退場しない)」である。

 まとめると、

  • 株のパフォーマンスを上げる方法:少しでも早く多くの種銭を貯め、期待値の高い投資法に熱心に取り組み、リスク管理をし市場に留まり続ける

 となる。当たり前のように聞こえるかもしれないが、一般に正しいとされる行動の理論的な裏付け、と考えてみてはどうだろう。

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