投資哲学

投資哲学

負の最適化

ピアノの上手い人は遅いテンポで完璧に演奏できるように仕上げ、それを速いテンポで弾けるようにしていく。間違った演奏を速いテンポで弾けることには(上級者にとっては)何の意味もない。…— やねうら王 (@yaneuraou) November 1...
投資哲学

ショートは円の2階建て

このままだと、ショートマンが株高と円安でダブルで損しちゃうー!😣ってショートや空売り禁止してるのは、ショートや空売りは意味的には"円の2階建て"になるからなのよね…😥— かぶけろ・おもちみかん(だんごむし) (@Invisible_Q) N...
投資哲学

わかっていてもやらない人

『あなたも株のプロになれる: 成功した男の驚くべき売買記録』を読み直した。 著者が明治生まれという非常に古い本であり、電話で一日一回取引して翌日の新聞で株価を知るとか、何ヶ月もかけて自分でチャート描くとか、さすがに具体的な話はまったく参考に...
投資哲学

「優待だからタダ」は正しいのか?

「資産から払ってるだけでタダではない」ってのはそうなんだけど、違うんだ。キャッシュアウトにとことん敏感になって「コップから溢れる水だけを舐める」生活を続けると自然にそういう感覚になる。つまり、これは経済的に正しい感覚に基づく行動というより、...
投資哲学

勤倹貯蓄×期待値×熱意×リスク管理

kenmo氏の動画を見て株のパフォーマンスを決める4つの要素:値幅×確率×ロット×試行回数 の部分が素晴らしいと思ったので、それを別側面から補足しようと思う。 このうち「値幅×確率」は、一般に(その投資アイデアあるいはそのポジションの)「期...
投資哲学

「値ごろ感」は「下がり始めた」という意味でしかない

「値ごろ感(値頃感)」は投資においては非常に筋の良くないワードだと思う。 この言葉がどのような時に使われるか考えてみよう。最高値圏の時は当然使われない。下がりすぎて地を這っており、もはやどん底としか思えず、どう考えても安い、というような時に...
投資哲学

禍福はほつれてしまった縄のごとし

ussi氏のこのツイから発想した話。運的な話で言うと割と下振れって長く続くし、上振れも長く続く感じする。— ussi (@tauren_jp) March 27, 2025  「禍福はあざなえる縄のごとし」という諺がある。良いことと悪いこと...
投資哲学

「畳の上で死ねる」とは限らないのではないか?

自分は、日本が豊かな時代に生まれ、中の上ぐらい(何を基準にしてかはともかく)に家庭環境も恵まれていたし、なんだかんだ言っても「畳の上で死ねる」と、ずっと根拠なく思い込んでいた節がある。 しかし現在、客観的に見て、その確率は、まだ低いとは言え...