書評

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マイケル・ルイス『フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち』★★★★

噂に違わずかなり面白い。読み物としてもうまい。 短期売買に挑戦しようという意欲がなくなった。前からそうだが。関連動画ケヴィン・スラヴィン 「アルゴリズムが形作る世界」 | Video on TED.com
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神取道宏『ミクロ経済学の力』★★★★

既知の内容なので全部しっかり読んだわけではないが、かなり面白くて役に立ちそう。
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井堀利宏『誰から取り、誰に与えるか―格差と再分配の政治経済学』★★★

タイトル通り格差と再配分の本。イデオロギー的にならず、なかなかの良書に思われる。
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生田一舟『禅とマネー』★★★

マネー・経済本としての価値は正直いまいちだと思う。でも『お坊さんマネーコーチが教える お金にとらわれない生き方』よりはいい。 仏教本として結構面白い。というか、仏教+別分野本でまともに面白いのって森政弘以来じゃないかな?
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碓井民朗『99%のマンションは買う価値なし! ―ベテラン設計士が指南する「本物」の見分け方』★★

変な内容ではないけど、『得をするマンションの選び方』とかなり重複。後で出ているにもかかわらず、そちらより内容が薄い気がする。特にこちらを選んで読む意味はないかと。
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田辺等『ギャンブル依存症』★★★★

こちらは科学的知見ではなく、対処すべき病気としてのギャンブル依存症の本。かなりの良書に思われます。治療のためにも予防のためにもオススメです。
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ニコラス・ダーバス『私は株で200万ドル儲けた』★

定番の名著とされているので一応読んでみたが、流石に時代が違いすぎてあまり参考にならなかった。
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『金持ちは税率70%でもいいVSみんな10%課税がいい: 1時間でわかる格差社会の増税論』★

ポール・クルーグマン、ジョージ・パパンドレウ、ニュート・ギングリッチ、アーサー・ラッファーのディベート。元はカナダのテレビ番組らしい。 すでに格差と税負担の話をある程度知っていれば、これ自体面白いとは言えない。極論のぶつかり合いという感じな...