経済

書評

坂口安紀『ベネズエラ 溶解する民主主義、破綻する経済』★★★

アメリカのベネズエラ攻撃の件で気になって読みたくなり、借りた。2021年の本なので、もちろん最近の攻撃の話は載っていないが。 これまではネットニュース等で漠然としか知らなかった色々とひどい話の解像度が高まり、面白かった。 一時期、むちゃくち...
書評

スティーブン・D・キング『僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない』★★★

タイトル通りインフレに関する本。イギリスの話がメイン。内容は良いが、若干読みにくいというか楽しくない感はある。 以下、第7章を基にした自分用メモ。因果関係はどちらかというと貨幣から物価へ向かう。人々の態度や予想は中央銀行の政策と同じくらい重...
書評

モーガン・ハウセル『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』★★★

お金の使い方という観点から一本筋を通したマネー啓蒙書。 地位財に気をつけろとか後悔最小化の原則とか自分の死亡記事とか、個別にはどこかで一度は聞いたことがあるような話が多く、株クラにいるような人間なら、タイトルからだいたい内容は予想できる範囲...
書評

アダム・ファーガソン『ハイパーインフレの悪夢: ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する 』★★

第一次世界大戦後のドイツのハイパーインフレに関する本。 歴史の読み物としては面白いが、ハイパーインフレ自体、あるいはその知見を今後に活かすという意味ではいまいちかも。
書評

『課税と脱税の経済史――古今の(悪)知恵で学ぶ租税理論』★★★

マイケル・キーン/ジョエル・スレムロッド(著)。直接投資の役にはあまり立たないかも知れないが読み物として面白い。めちゃくちゃ分厚い。
書評

レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...
書評

渡辺努『物価とは何か』★★★★

冬でも蚊柱が立ってる事がある。渡辺努『物価とは何か』で物価が蚊柱に例えられていたのがとても印象的で、蚊柱を見ると「物価だ…」と思う様になってしまった— SGee (@SGee30418056) December 18, 2025  SGee...
書評

高市早苗『日本の経済安全保障 国家国民を守る黄金律』★★★

一応読んだ。なんというか真っ当な内容すぎて、株クラにいるような人だと個別の話はそこまで面白いわけではないかもしれない。 相場的に言えば、総裁選のあたりで真っ先に読んでおくべきだったのかなとは思う。総裁選後から今までぐらいの間にもうちょっとう...