経済

書評

レイ・ダリオ『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』★★★

少し前に読んだが、評価が難しくて後回しになっているうちにしばらく忘れていた。基本的には過大評価されていると思っている。 国家の興亡や歴史については、別に間違っているとも思わないが、現在そんなに新味のある見解でもないと思う。 だが私の視点では...
書評

渡辺努『物価とは何か』★★★★

冬でも蚊柱が立ってる事がある。渡辺努『物価とは何か』で物価が蚊柱に例えられていたのがとても印象的で、蚊柱を見ると「物価だ…」と思う様になってしまった— SGee (@SGee30418056) December 18, 2025  SGee...
書評

高市早苗『日本の経済安全保障 国家国民を守る黄金律』★★★

一応読んだ。なんというか真っ当な内容すぎて、株クラにいるような人だと個別の話はそこまで面白いわけではないかもしれない。 相場的に言えば、総裁選のあたりで真っ先に読んでおくべきだったのかなとは思う。総裁選後から今までぐらいの間にもうちょっとう...
書評

高市早苗『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』★★★

一応読んだ。本人が直接書いているところはそんなにないが、思ったより普通というかまとも。
書評

ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史――戦争・革命・崩壊・疫病』★★★★

格差の大幅な縮小は、大戦争大革命国家崩壊致死的疫病 ぐらいでしか起きないという、よく考えれば当たり前のような気がするが、なかなか容易ならざる話。 ものすごく分厚いが、結局最後までこれらなしに平等化を実現する現実的な道筋は全く見えてこないのも...
書評

吉本佳生『ニュースと円相場で学ぶ経済学』★★★★★

最近読んだのではないけど長年書評から漏れていた。為替とそれにまつわる経済的なことについて決定版的にいい本だと思う。是非おすすめ。 そこまで分厚すぎない割に内容は普遍的で図解によるまとめも多く、わかりやすい。改定された文庫版からも十年経ってし...
書評

ジョセフ・ヒース『資本主義にとって倫理とは何か』★★★★★

定評のあるジョセフ・ヒースだけに、いつもながらすごく良い。 倫理という単語が表に出ているが、全体のテーマは、経済と政治の関係を説明する、あるいは経済学を政治的な誤解と非難から擁護する、と言った方が近いかも。 著者自身の過去の本と重複する内容...
書評

フランシス・フクヤマ『リベラリズムへの不満』★★★★

もう過去の人かと思っていたが、現在の左右双方からの伝統的リベラリズムへの攻撃、および、そこに至る歴史のざっとしたまとめとして非常に優れていると思う。おすすめ。