ジョセフ・ヒース『資本主義にとって倫理とは何か』★★★★★

 定評のあるジョセフ・ヒースだけに、いつもながらすごく良い。

 倫理という単語が表に出ているが、全体のテーマは、経済と政治の関係を説明する、あるいは経済学を政治的な誤解と非難から擁護する、と言った方が近いかも。

 著者自身の過去の本と重複する内容も多いが、非常に重要な内容で、分厚すぎも専門的すぎもせず、この問題に関する決定版とも言える内容。非常におすすめ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました