バリュー投資

書評

かぶ1000『貯金40万円が株式投資で4億円 元手を1000倍に増やしたボクの投資術』★★★★

言わずと知れたかぶ1000(@kabu1000)さんの本。  体裁は初心者向け本ではあるものの、かぶ1000さんの手法は初心者でも理解できる理屈ではあっても初心者向けではなく、初心者でなくても簡単に真似できるようなものではないと思われる。 ...
書評

石川臨太郎『資産を作るための株式投資 資産を遺すための株式投資 ——余命宣告を受けた「バリュー投資家」の人生最後の教え』★★★★

今年65歳で膵臓癌で亡くなられた石川臨太郎氏の遺作。前半はごく普通のバリュー投資本だが、後半はユニーク。 「サラリーマンの方は定年まで勤め上げてほしい」 「年金が安定度も安心度も圧倒的に優れている」  なんて書く投資本がかつてあっただろうか...
書評

しん『謎のトレーダー「しん」の株バリュー投資法―3年間で20倍!!』★★★★

かぶ1000(@kabu1000)さんのツイキャスで名前が出て、まだ書評を載せていなかったのに気がついた。2005年の本で、自分が初めて読んだのも2012年と結構昔。  内容はグレアム・バフェット式のいわゆるまっとうなバリュー投資。今読んで...
書評

エドガー・ヴァヘンハイム三世『ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資』★★★★

継続して20%の利益をあげることを目標とするバリュー投資。タイトル通り全て具体例として出てくるので思考の参考になる。最後の14章の手紙もバリュー投資哲学のまとめとして素晴らしい。
書評

ハワード・マークス『投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識』★★★★★

過去書評。オーディオブック版で言及済みだが、これは本当に素晴らしい。「投資哲学」という単語が一番よく似合う。  基本的に逆張り長期バリュー投資だが、二次思考・リスクの認識・心理あたりの話は、それ以外のスタイルでも有効と思う。
書評

『テンプルトン卿の流儀』★★★★★

ローレン・C・テンプルトン著、スコット・フィリップス著。過去書評。有名なので説明不要と思われるジョン・テンプルトン本。  条件も時代も違うので、具体的な行動まで真似するのは無理でも、バリュー投資・逆張りの考え方を知るのに欠かせない。
書評

モニッシュ・パブライ『ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック』★★★★

株式投資本オールタイムベスト42位、ダンドー。 | みきまるの優待バリュー株日誌 - 楽天ブログ  みきまるさんのところで知った。タイトルと装丁のせいでなんかうさんくさい印象だが、中身はまともなバリュー投資本。良書と思われる。  唯一惜しい...
書評

Ronald W.Chan『価値の探究者たち』★★★★

バリュー投資家のインタビュー集。みきまるさんの記事とそれに続く連載で雰囲気は十分つかめるかと。 株式投資本オールタイムベスト45位、価値の探求者たち。 | みきまるの優待バリュー株日誌 - 楽天ブログ  自分も一応分類的には中長期バリュー投...