いつもながらこの人はあまり好きではない。『サピエンス全史』と同様、結局のところ理系ロンダリング(科学的には当たり前のことを深淵な哲学かのような装いで売る)に過ぎないのは今回も変わらない。
左派的イデオロギーがないのはいいのだが、いろいろ言葉を弄した割には、結局何も言わないようにしているというか、何か独自の意見を出して外れるのを嫌がっているというか、そういう嫌らしさはある。
かといってどこかがあからさまに悪いとか間違っているとかいうわけではないというのが、余計に厄介というか。とにかく個別の話題にはどれももっといい本があると思うので、興味を持つきっかけとしてはいいけど、積極的にはお勧めしたくない感じがどうしてもある。


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