極端に要約すると、進化環境では普通に食事をした場合の制限要因はタンパク質となるので、動物は大概タンパク質が満たされるまで食べ続けるように進化的にデザインされており、それは人間も例外ではない、という内容。
筋トレのためにホエイプロテインを飲んでいて、パッケージの推奨量の1/5とか1/10とかの少量にもかかわらず、「急なラーメン欲」のようなものがきれいさっぱり消滅する、という経験を実際にしているので、少なくとも正しい面はあると思う。
なお『科学者たちが語る食欲』とは、改題しただけで実質同じ本のようだ。奇抜な題名で目を引きたかったのであろうが、どう見ても逆に胡散臭くなってしまっており、前のタイトルの方がよかったのではないかと思う。
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