劉慈欣『三体』★★

 Audibleの格安期間に作業用BGMとして1.7倍速で聴いていた。ドラマ版はどちらの版も未見。

 ブームになった頃に一度紙で読んだ時の感想は「いまいち」だった。特に智子(ソフォン)周りの設定と描写があまりにもマンガチックすぎて全然受け付けなかった。

 初の中国発ヒットだからと、文革あたりの描写に対してオリエンタリズムと(広義の)ポリコレで下駄を履かされているだけではないかと思った。実際その要素はあると思う。

 今回シリーズ全部通して聞いてみて、最初よりは多少印象改善した。それでも、特にこの1巻単独で見た場合は、あまり褒められない。

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