糖尿病についても雑学として通り一遍ぐらいの知識はすでにあったが、まとまったものを一冊手元に置きたいと思って買った。
内容のしっかり具合といい、値段の安さ(900円)といい、良い意味で実に教科書的。
このとき受けた健康診断やブドウ糖負荷試験の数値の意味もよくわかるようになった。
まず、そもそも健康診断でD判定だった理由は、内視鏡がないから絶食は不要と勘違いして、普通に朝食を食べた後に採血してしまったためであることに気づいた。
つまり、本来絶食時を想定した基準値であるため派手にオーバーしてD判定となったが、後に受けたブドウ糖負荷試験の時の、ちゃんと空腹時の数値であれば基準値範囲内である。今年急に悪くなったわけではない。
ブドウ糖負荷試験で測られる二時間後の血糖値もインスリン量の値も、ちゃんと正常型という結果であり、とりあえず現時点ではまったく糖尿病ではない。
しかし、そうした絶食の有無など短期的な血糖値に左右されないHbA1cの値も、3年分に渡って正常値上限ギリギリもしくはわずかにオーバーであることも事実であり、要注意・予備軍であることは間違いではない。
将来の予防としては、やはり
- もう少し体重を落とす
- 有酸素運動を習慣づける
- 砂糖・糖質を減らす
- 食べ過ぎを控える
ぐらいでよさそうだということがわかった。
予防法については、どれもこれまで知らなかった・思いもしなかったことではないが、ちゃんとした裏付けが得られた安心感は大きく、買って良かったと思う。
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