最近AIによる解析の発展もあって、将棋の先手有利があからさまになってきているという話を聞いて、それを解消するためのルールをひとつ思いついた。
先手が最初の一手目を差し、以降は双方が二手ずつ指す。(コネクト6のように。)ただし、順序を逆にしても合法に指せる二手でなければならない。
たとえば以下のような動きは不可能ということになる。
- 一手目と二手目で同じ駒を動かす。
- 一手目で取った駒を二手目で打つ。
- 一手目で空いたマスに二手目で入るor何か打つ。
- 一手目で空いた効きを大駒or香車が通る。
- 一手目で大駒or香車が通った効きに二手目で入り込む。
詰みに関しては二手をどう使っても取られる状態を解決できないなら詰みで同じ。二歩はそのまま。打ち歩詰めもたぶん関係ない。王手放置については相手に回った段階で解決していれば問題なし。
これの自己対局を使ってちょっとやってみた。ルールは今書いたものとは違うが、シミュレートすることはできた。あからさまなバランス崩壊はなさそうに思えた。
同名で上の実装がすでにあるぐらいだから、おそらく自分が初めて考えたわけではないと思うが、どうであろう。
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