ゲーミフィケーションと教育

 さいもん氏のウーバーイーツ関連の話を見ていて思ったこと。ゲーミフィケーションという単語は結構前から聞いていたが、すでにこんな風に日常(?)に応用されているという認識はしていなかった。

 上記で書いたように、射幸心を煽られて単純なゲームにハマるだけではまずいのは確かで、子供にもそうならないような教育をしたいと考えている。

 しかし、現代の高付加価値・知的仕事はほとんど抽象的情報操作≒ゲームなのだから、ゲームにハマりすぎよりも、ゲームにすらハマれない方がはるかにまずい。

 おそらくこれからの社会は、大雑把に言って、

  1. ゲームを作る側の人(知識労働者・ゲームや機械自体を作る)
  2. ゲームにハマるだけの人(単純労働者・ゲームのコマとして機械と競争)
  3. ゲームにすらハマれない人(仕事自体がない・ゲームに参加できず機械に負ける)

 に大きく分かれる格差社会になる。3番目は論外として、2番目になりたくないと思っても、2番目にすらなれなかったら1番目になれるわけがない。

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