今回初めて健康保険の任意継続保険者になった。シミュレーションサイトで国民健康保険と比べたら、この任意継続の方が半分ぐらい安かったので迷う余地はなかった。
ちなみに前回の転職では空白期間が半月だけだったので、一時的に国民健康保険になったと思ったらすぐまた会社の健康保険に変わり、結局国民健康保険に一度も保険金を納めなかった。なので会社の保険以外になるのは実質的に初めてである。
手続きはそんなに難しくはなかったが、なんと銀行口座からの引き落としがないらしい。納付書が来るので完全に忘れてしまうことはないと思うが、面倒だ。
あとやはりとんでもなく高い。いわゆる労使折半の仕組みがなくなっただけで金額自体が高くなったわけではないことは知っているのだが、それでも自分でその金額を振り込むだけで痛税感(あえてこう書く)が半端ない。
健康保険料と年金保険料が通常の所得税や住民税以上に高いということは最近ようやく社会問題として認識され始めているが、最初から労使折半や源泉徴収の仕組みがなかったら、とっくの昔に大問題になっていたであろうということを改めて認識した。
今言っても現在の日本の問題としては手遅れではあろうが、この二つの仕組みは明らかに納税者の意識、ひいては国の仕組みを歪める害悪であり、いずれはなくさなければならないと思う。
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