書評

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藤本茂『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え: 資産18億円を築いた「投資術」』★★★★★

正直、少しなめていた。予想以上に良かった。1936年(二・二六事件の年)生まれで投資歴70年。もはやコサカスってレベルじゃない。 この年齢というか年代の人であれば、何かひとつぐらいあからさまにおかしいことを言ったり、やったりしていて当たり前...
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マーティン・フリッドソン『隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法 ──目からウロコの大化け株スクリーニング』★★

アナリストやそのEPS予想なんていい加減……というぐらいの内容。 隠れた新ナンバーワン銘柄を見つける助けになりそうにはあまり感じない。 ここは特別ダメというところがあるわけではないが、正直タイトル負けしているように思う。
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ヘンリー・キッシンジャー『国際秩序』★★

まあもちろんすごい人だ(った)というのは分かるし、考えさせられるところもあるし、ためにはなると思うんだけど、さすがに今読む価値があるかというとどうだろう。
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日本糖尿病学会『糖尿病治療の手びき2023』★★★★★

糖尿病についても雑学として通り一遍ぐらいの知識はすでにあったが、まとまったものを一冊手元に置きたいと思って買った。 内容のしっかり具合といい、値段の安さ(900円)といい、良い意味で実に教科書的。糖尿病予備群と診断されたので本気で改善に乗り...
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アーサー・C・ブルックス『人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法』★★

流動性知能と結晶性知能の話(私はそんなに意義深い概念だと思ってないが)を別とすれば、「老いを受け入れよう」というぐらいのことしか言ってない気がする。 東洋哲学の話が多い。キャリア戦略というより、自己啓発書の位置づけだと思う。その前提で読むに...
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アンドリュー・S・グローブ『HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント』★★

何がきっかけで知ったか忘れたが、インテル元CEOの本。 元が1984年の本らしく、最近の大きな出来事として電子メールの登場と日本企業の侵攻が挙げられていて、もはや歴史って感じ。 もちろん悪い内容ではないが、今では当たり前のような気がして、特...
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永田洋幸『生成AIは小売をどう変えるか?』★★

西友の買収で話題になった141A トライアルホールディングス新社長の本ということで読んでみた。 正直AI・ITの内容に関しては、今の自分にとって読んだからどうだということはなかったのだが、これを書いた人が社長というなら、それだけで注目に値す...
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ダニエル・ヤーギン『新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突』★★

いわゆるエネルギー安全保障とか地政学とかそのあたり。これは全く知らなかったとかいう話があるわけではないが、まあまあいいと思う。