長年足に合わない靴を履いていたことが判明した件

 きっかけはこの木下洋介氏のツイ。最近起き抜けの公園ウォーキングを始めたこともあって、ウォーキング専用シューズの一足も買うかと思って、MBTの安いやつをネットで買った。サイズは今履いているNew Balanceのスニーカーと同じ27cm。

 ところが届いてみて履いてみると、サイズが合わない。かかとのところに指がすっぽり入る隙間が空いてしまい、明らかに大きすぎる。いま履いてるのも27cmなのに、どういうことやねん。

 いや待て……そう言えば以前、大人になってからも、26.5cmが自分の靴のサイズと思っていた時代もあったような気がしてきた。自分の足はもう成長しないはずでも、靴なんてメーカーごとにちょっとずつ違うだろうから、そういうこともあるかと思って疑問に思ってなかったのだが。

 いったん疑問に思い始めると解決するまで気が済まないので、現在無職なのを良いことに、近くの商業施設へ行って靴屋を三軒ぐらいはしごして、店員さんの話も聞きつつ、いろんなメーカーとサイズのスニーカーを徹底的に試しまくった。

 その結果わかったことは、やはり自分の靴のサイズは26.5cmが正しかった。現在履いている27cmの方が間違っていた。なぜそれに気づかなかったかというと、27cmのものは幅が狭かったから。つまり長さの長すぎと幅の狭すぎが打ち消しあってサイズがあっているかのように錯覚していたのだ。

 幅が狭い結果として、ときたま外反母趾的な痛みが生じていたが、履いている時の圧迫感はほとんど無かったので、靴幅の狭さが原因とは思わず、加齢や運動不足が原因と思い込んでいた。たくさん歩く生活もしていなかったので、本格的に解決しようという意欲がなかった。

 結果的にニューバランスでは880の26.5cmで幅4Eというのが一番ピッタリきたので、それを買って帰った。MBTの方は結果的に無駄になってしまいそうだが、長年のあいだ課題とすら気づいていなかった健康上の課題が解決したので、それを考えれば実に安い買い物だった。

 しかし、ほんの半日かけさえすれば、いつでも解決する問題だったのに、年単位で見逃してしまったことは反省しなければいけない。無職期間がなかったら、まだこのまま年単位で継続してしまっていた可能性が高い。教訓。ファッションに関心がなさすぎるのも健康に悪い。無職は健康に良い。

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