書評

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デイビッド・ロック『最高の脳で働く方法 Your Brain at Work』★★

それぞれの話の元ネタにあたるような知見をすでにだいたい知っているので、かなり冗長に感じてしまう。逆にこの分野が初めてという場合はまとめ本としていいかも。
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アンドリュー・W. ロー『Adaptive Markets 適応的市場仮説: 危機の時代の金融常識』★★★

進化・生物・数学・経済・金融・市場のあたりに一通りの知見がある自分には、分厚い割に新しい話が全然なくて正直いまひとつだったが、このあたりの総まとめ本としての価値は十分あるように思える。
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グレゴリー・ザッカーマン『最も賢い億万長者 数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか』★★★

ジェームズ・シモンズとルネサンス・テクノロジーズの話。面白かった。  投資のためにならないわけではないが、人間ドラマや歴史が間接的にためになるかもしれないのであって、botの作り方などの参考になるわけではない。念のため。
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けむ。『ゼロから勝てるポーカー カジノオーナーが教えるテキサスホールデム』★★★★

【告知】ご縁があってポーカー本を出版することになりました。完全初心者が、ポーカー偏差値65を目指すような内容になっているので、ポーカー興味あるけどやったことないという方や、初中級者の方にぜひ読んでもらえたらと思います。Cisさんの実践コラム...
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ジョフリー・ウェスト『スケール :生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』★★★★

特別目新しい話はこれといってなんもないけど、スケーリング則の定番啓蒙本として、アップデートされててかつオススメできるものがないかとずっと思っていたので、ちょうどよいのが見つかって良かった。
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田渕直也『最強の教養 不確実性超入門』★★

正直目新しい内容はないが、このテーマが初めてという人のまとめとして価値はあると思う。
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『表現者クライテリオン 2020年5月号』★★★★

『三体』が全然面白いと感じなくて、評判との乖離が大きすぎて気になっていたところ、このWARE_bluefield(@WARE_bluefield)氏のツイに巡り会って、突発的にポチってしまった。 クライテリオンだと、この号に収録されてる、『...
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水上悟志『惑星のさみだれ』★★

前からタイトルだけは聞いていたが、年末年始にebook japanで全巻無料公開していたので、ついに読んだ。  タイトルだけは聞いていた理由、つまり好きな人にはハマる理由および、ややマイナー作品に留まっている理由の両方に納得がいったという印...